みなさんは英語、得意ですか?

グローバル社会だなんだといって、英語が不可欠な社会になるって言われ始めて久しいですけど、そこまで得意だという人はそこまで多くないかもしれません。

かく言う私も得意ではありません。

しかし、幼少期にアメリカに1年住んでいた経験があるため、英語アレルギーというほどでもないという中途半端な状況です。
これは中学時代からずっと続いていたものでして、機会さえあればちゃんと喋れるようになりたいとは思っていました。

そんな僕が高校2年生の時の話です。

沖縄への修学旅行があったのですが、その際学校が用意していたプログラムは以下のようなものでした。この中から興味があるものを選べと言っています。

「沖縄の海を船で旅する」
「沖縄の音楽を体験する」
「沖縄の郷土料理を作ってみる」
「米軍基地での1日ホームステイ」

 

最後の一個だけ特殊すぎません?

上の3つは改めて旅行に来ればできるようなレベルですが、米軍基地はそう簡単に入れるものではありません。

僕はそれに飛びつきました。貴重な体験ができるうえ、英語でのコミュニケーションの練習ができる!

 

修学旅行が始まり、ついにそのプログラムの日。

米軍基地内に降り立った僕は、幼少期に過ごしたアメリカの風景を思い出しつつ、少し懐かしさのようなものも感じていました。

アメリカの街並みが沖縄の中に完全再現されているため、あの時見た景色とほとんど変わりがないのです。ただし一点を除きます。

「歩いてる人全員ゴリマッチョ」

当然です。米軍ですから。そして米軍全員マジで怖い…射殺される…

その後、ホームステイ先に到着。
班に分かれていたのですが、僕の班は自分と女子2人という構成でした。
そしてホームステイ先にいたのはお母さんと息子という組み合わせ。

 

米軍いないじゃん!

いや、確かにビビってはいましたけど、やっぱり米軍と直接話してみたいじゃないですか!
ビビってはいましたけど!

奥さんに尋ねると、旦那さんは出兵に行っているそうです。

そして挨拶も早々にリビングに案内されると、突如「wiiスポーツ」のスタンバイを始める子供。そして開催されるwiiでのボウリング大会。

米軍基地でwiiやんのかよ。

そんな流れのなかで、奥さんの相手は女子2人が、子供の相手は僕がする形となっていました。
ちなみにですけど子供は小学校入る前のぐらいの年齢なので、ほとんど会話の必要がありません。じゃれ合ってればOK。楽ちんですよほんと。

まったくコミュニケーションの練習できませんけどね!

このままじゃいかん。米軍基地で子供と遊んだだけで終わる。

みんながwiiにも飽きたころ、奥さんに外へ出ようといわれ、車でしばらく移動。

 

ついた先がびっくり。ボウリング場です。

我々一同、先ほどやってたwiiスポーツでのボウリングの事は無理やり忘れて、なるべく新鮮な感じでボウリングに興じます。

僕が米軍基地でやったことは今のところボウリングと子供のお守りだけです。
そしてその子供はボウリングに一瞬で飽きてました。
なぜでしょうか。

 

直前までwiiでやってたからですね。

飽きて暴れまわる子供と再び遊びます。
スターウォーズごっこです。
「パキュン!パキュン!」
という英語でもなんでもない銃声を口から何度も出し続けました。

そしたら突如、子供がポケットの中にあった、おもちゃを僕のほうめがけて投げてきました。間一髪かわしたのですが、そのおもちゃはそのまま飛んでいき、ボウリング場内を歩いていた米軍に直撃しました。

(終わった。死だ。)

めちゃくちゃ謝りました。その日で一番英語を使いました。

結局その米軍は普通に優しい人で特に怒ってもおらず、事なきを得ました。よかった…

 

こうして夕方になりお別れの時間です。
ホームステイ先に感謝の言葉を述べて立ち去ります。
一日を振り返ってみましょう。

「ボウリング」
「スターウォーズごっこ」
「謝罪」

以上が米軍基地内で僕が体験したことになります。

思ってたんと全然違う…

 

しかし、レアな体験であることには違いありません!

米軍基地問題等ありますが、中で働いている人は沖縄の方です。つまり雇用を生んでいるのです。こうした事情に直接触れることが出来たのは本当に貴重な体験でした。

ちなみに、別れ際に奥さんがアドレスを教えてくれと言ってきました。
ですが、携帯電話を米軍基地に持ち込んではいけないと先生にいわれていたので、僕らは自分のアドレスを紙に書いて奥さんに教えます。

しかし当時の僕のアドレスは「r」が21個もあったため、
紙に書いたアドレスはぐちゃぐちゃになり、
結局奥さんから僕にメールが届くことはありませんでした。