モニターさんに出会えたのでテレビ視聴率調査の実態・方法を面白おかしく、まとめてみました

テレビや雑誌などで「今週のTV視聴率ランキング」を見て、自分が毎週楽しみにしている番組の視聴率が高いと何だか嬉しくなりませんか?
「みんなも面白いと思っている番組だから、しばらく続くな。 よしよし。」

逆に「大好きな新垣結衣さん、福山雅治さんが主演のドラマの視聴率がなんで低いの!(怒)」
「ちゃんと調査しているの?」
と疑問に思う事ありますよね?

なにしろ、ビデオリサーチ視聴率調査のモニターに今まで出会った事がない!
「本当に存在するの?」
その存在は、UFO・UMA・都市伝説・フリーメーソンぐらいに思っていました。(あ、フリーメーソンは実在しましたね)
そんな私が友達のホームパーティーで視聴率調査の装置に遭遇しました!
ネットで調べた事も含めて面白おかしく、まとめてみました。

友達の家でテレビ台の上に見慣れない装置があったので聞いてみた。

「ねぇ、この機械って何?」
「え?あぁ、それね・・・ただの時計だよ・・・」

「いやいやいや、時間を表示してない時計なんてないでしょ」
「・・・ビデオリサーチ視聴率調査の(リモコン受信)装置だよ」

なぜ隠そうとしたのか?

モニターだということを家族以外に知られてはいけない

「なんで?」
簡単に言うとテレビ関係者に買収されるからです。
実際にあった事件を簡単に、まとめました。

2003年「日本テレビ視聴率買収事件」
日本テレビのプロデューサーが探偵社にビデオリサーチ社の車を会社前から尾行させて視聴率調査モニターさんの家を23件調べた。

そのモニターさんに
「自分の番組を視聴してください」
とお金で買収しようとした。

この買収のために必要なお金は、経費を1千万円不正水増し請求して作った。
とうぜん「1千万円で視聴率を買ってきまーす」とは言えないですよね。

当時、日本テレビは「視聴率至上主義」だった事もあり、再発防止策をとるように行政から指導を受けるという大失態です。

こんな事があると公平でなくなってしまいます。

モニター買収によって変動する視聴率は1ポイントにも満たないと見られている。

「本当か?」
と思い計算してみました。

関東ローカルの番組だとして
関東地区の調査モニター数は900世帯なので
1世帯全員(2.17人*)がその番組を観ると
(*関東地区の1世帯平均同居人数が2.17人です。)

1 / 900 = 0.00111…
したがって 0.11%

何と!!
1世帯を買収すると 0.11% もあがります!!

ある週にネットで調べた視聴率が均衡しているランキング
「ドラマの視聴率ランキング」
2位は 11.4%
6位は 10.7%
でした。

もし7世帯を買収すると、うまくいけば 0.77% がプラスされて関東ローカルの番組ならば、ある週のドラマ部門の6位から2位になります。

現実は1世帯も買収出来るわけが無いのですが、なんだか怖くなってきましたね・・・。

全国放送だと日本全国の調査モニター数は6,900世帯なので、
1世帯全員がその番組を観ると
1 / 6,900 = 0.0001449..

したがって、もし23世帯を買収すると 0..333% プラス・・・かなりポイントUP?

モニターさんが元々その番組を、買収される前から観ているかもしれないし、
買収するお金があるなら、それを元手にして面白い番組を制作しなさい!

訪問客に視聴率調査モニターだとバレる

「友達が家に遊びに来て、一緒にテレビを観るとモニターだとバレる」

先程のリモコン受信装置のカモフラージュ機能は何ともお粗末な性能。

とにかく、テレビ台の上に見慣れない装置があるのは、
すっごく不自然なので・・・

見た目をスピーカーにして
「この家は音に、こだわってるんだな」
と思わせるとか、ビデオリサーチさんは、もう少し改良してください。

PS.
この前テレビ番組でリモコン受信装置がイラストで暴露されてました。

どうやって視聴した番組が判るの?

モニターさんは誰がテレビを観ているかをリモコンをポチッと押す。
操作は簡単です!

テレビの後ろにコードがゴチャゴチャとつながっていて、テレビ台の中の装置に繫がっている。この装置に誰がどの番組を見たかが記録されます。
それを毎日早朝に一括でサーバーに送信する。

世帯視聴率・個人視聴率とも最小単位は1分。
それら毎分視聴率をもとに、世帯単位や年齢区分ごとの番組視聴率や時間区分視聴率を集計します。

世帯視聴率とは、テレビ所有世帯のうち、どのくらいの世帯がテレビをつけていたかを示す割合。一般的に使われる「視聴率」とは、この世帯視聴率のこと。

録画した番組は視聴率に含まれないの?

そのテレビは外付けハードディスクに録画するタイプだったので、聞いてみました。
「録画した番組は調査できないね」
「出来るらしいよ」
「え、出来るの?すごい!」

録画再生の時にテレビの音声出力から音声を取得。
元音源よりも小さなデータ(フィンガープリント)として扱うデジタル音声信号処理技術「音声フィンガープリント」が使われる。
それを毎日早朝にサーバーに送信し、サーバーに録音していたデータと照合し、どの番組を視聴しているか判別する。(タイムシフト視聴率

関東地区では2016年10月3日より調査対象世帯を600世帯から900世帯に拡張し、タイムシフト視聴も測定しています。
リアルタイム視聴率」と「タイムシフト視聴率」を足すと、その番組の全体の視聴率「総合視聴率」となります。

録画した番組は1週間以内に再生すると「タイムシフト視聴」として記録されます。
測定は放送後7日までなので、それを集計して9日後には「総合視聴率」を出します。

最近、タイムシフト視聴が増えつつあるそうです。

それは、すごく納得です。
今は気軽に番組を高画質でハードディスクに保存して、再生できますから。

昔に録画の主流だった「ビデオテープ」の時は、
・・・何と言っても!!
「どのテープの何番目に録画したかが分からなくなる」
です。 その番組を探すだけで、1時間かかったりするとウンザリしました。

あとは
「画質が落ちる」
「大量のビデオテープをどこに収納するか悩む」
「他人に見られたくないビデオテープのタイトルに悩む」(笑)

今は本当に良い世の中になりました。

テレビ好きな私は技術の進歩(特にハードディスクの大容量化)に感謝感激です!
(番組を録画しすぎて、ひとりで外付けハードディスク4本になりました)
実際、私がリアルタイムでテレビを観るのは、たまに何かをしながら観る時ぐらいです。

ん!? それを踏まえると
「昨日の福山雅治さん主演の月9ドラマの視聴率が数年前より低い!」
と凹んでいても、しょうがない。

「放送後にすぐ発表のリアルタイム視聴率からでは測れない。それは過去より低いのが普通」(最近は録画をして後から見る人が増えているから)
「9日後の総合視聴率が発表されるまで、早々出された視聴率で悔しがるのは早い」
という事です。

テレビゲームもモニターされる(これについてはネットに載っていないので本当に勝手に書きます)

テレビの後ろを見て分かったのですが、
どのゲーム機械で遊んでいるのかが記録されます。
どのゲームソフトで誰がどれくらいプレイしているかが、分かるのかも知れません。

どの時間にプレイしている事が多い。など色々な事をゲーム会社に情報提供して報酬を得ているのでしょう。(ニヤリ)

もしかして・・・
私のゲーム下手なのが他人にバレたりしないよね。(汗)
「この家の人は死にまくって「YOU DEAD!」を連発してるよ。下手だなぁ。」
みたいな。(笑)

なぜ今までUFO並みに視聴率調査モニターさんに遭遇しなかったのか?

ネットの情報から視聴率調査モニターさん遭遇の「レア度(珍しさ)」を計算してみました。

関東地区の調査モニター数は900世帯
総世帯数は約1,986万世帯なので

19,860,000 / 900 = 22,066

な、なんと!!
遭遇率 22,000世帯に1件の確率です!

1.そもそも相対数が少ない。(統計学的にも少ないと言われている)
2.家族以外にビデオリサーチのモニターを行っている事をバラしてはいけない。

だからモニターさんに遭遇しなかったんです!

レア度が数字だけだと、ピンとこないので例えてみた「その1」

他人の家に、たくさん訪問しないとモニター調査装置は見つかりません。
・・・そうなると「大きいしゃもじ」を持って近所の一般の家庭を訪問する。あの有名長寿番組!!

「突撃!隣の晩ごはん」ヨネスケさんでも今まで、3,000軒ぐらいの家にしか訪問・取材して(強引に上がり込んで)いないので。

22,000分の1のモニター遭遇確率ですから・・・

22,000 / 3,000 で

遭遇している確率は約7分の1です。

ヨネスケさん、あと7倍は頑張ってください。(笑)

レア度が数字だけだと、ピンとこないので例えてみた「その2」

「例えられる物 No.1」と言えば「東京ドーム」!!

今回は大きさ・広さではなく、観客数で計算してみましょう。
野球開催時の最大観客数は約46,000人です。

東京ドームで観戦した事がありますが、異空間ですよ非日常的。
全員で集合写真を撮ろうものなら、その写真を虫メガネで見ても、人なのかどうか確認できないくらい大人数です。

22,000分の1のモニター遭遇確率ですから・・・

46,000 / 22,000 で
1試合で2.1人ぐらいモニターがいる計算です。

「あれ、2.1人も居るの?」
と思った、あなた。

46,000人の大人数ぶりが分かっていないです。
あのモナコ公国ですら、国民が約35,000人ですから。

もし日本のモニター配分確率でテレビ視聴率調査をすると、
モニターが1.6人・・・人間は0.6に出来ないので 1人!?

モナコ公国の視聴率は0か100%のみ(笑)

遭遇確率をまとめると

視聴率モニター遭遇確率 は

およそ 7 ヨネスケ であり、
2分の1 東京ドーム である。

モニターの報酬は?

お小遣い程度だそうです。

下世話なので、友達には詳しく聞きませんでした。

そもそもビデオリサーチ社って、どんな会社なの?

1962年創立。
1960年代に視聴率調査を開始。

なんと!50年以上も前に集計技術があるとは!!

その時の記憶媒体は紙テープ!
さすがにオンラインでは無かったです。

社員が紙テープを回収して周りました。
モニターとモニターの距離は相当あると思いますので、さすがに毎日ではなかったと推測します・・・。

モニターに郵送してもらえば良いと思ったのですが、モニターがテープの交換を間違えたら、えらい事になるので、それは無いですね。

2000年にニールセンが日本のテレビ視聴率調査から撤退してからは、
「テレビ視聴率といえば、ビデオリサーチ」となる。

最近ニールセンの名前を聞かないなと思ったら、2000年問題でにぎわっていた、あの頃に撤退していたんですね。

(2017年 ビデオリサーチとニールセン、デジタル領域で提携。ニールセンが帰ってきました)

ビデオリサーチ社は視聴率だけではない

ラジオ番組の聴率も調査している。
生活全般のアンケートも行っている。
など多数。

さらには、同社ホームページで各モニターを募集している。
注意!!
テレビ視聴率調査モニターは、ビデオリサーチに選ばれないとなれない。

「テレビ視聴率調査モニターになりたい」
とビデオリサーチ社に電話する人が結構いるそうですが、それは無駄です。

まとめ ~ビデオリサーチ視聴率調査の実態~

この目で見たので確実にモニターは実在します。

1.モニターだということを家族以外に出来るだけバレてはいけない。

2.関東地区におけるビデオリサーチの視聴率調査モニターさんの遭遇率は22,000世帯に1件の確率。

3.だから、誰もがモニターさんに会う事がない。したがって、本当に調査しているかが疑問になる。

4.録画した番組も反映されるなど、技術がすごい。

5.モニターの報酬は、お小遣い程度。

私が今まで疑問だった「ビデオリサーチの視聴率調査」自体は信用できる。と一応言っておきましょう。

大量のプライベートを含む個人情報を取り扱い、ちょっとのデータ改善で数千万円のお金が動く業種で50年以上もの間、不正やデータ漏えいが無かったのですから。(私がネットで調べた範囲では)

ビデオリサーチ社は信頼できる企業のようです。

ただ、ちょっと調べていたら、気になることがありました。

テレビの視聴率で莫大な収益を得ている大手広告代理店の電通が、ビデオリサーチ社の筆頭株主だということ。
電通と言えば不名誉な「2016年ブラック企業大賞」ですから。
TVCM放送料金とかの不正および、さんざん美味しい思いをしている気がする・・・。

電通は置いといて (笑)
信用していますよ! 「株式会社ビデオリサーチ」 さん。

 

「管理者りゅう」他の記事
面白いレアな体験話!家に帰るとエアコンが落ちていた